きのう、ロシア・カムチャツカ半島付近で発生した巨大地震の影響で、現在も北海道から沖縄の太平洋側を中心に広い範囲に津波注意報が発表されています。

きのう午前8時25分ごろ、ロシアのカムチャツカ半島の近くで巨大地震が発生し、北海道から和歌山県の太平洋側に津波警報が発表されました。

その後、岩手県の久慈港で1メートル30センチの津波を観測するなど、全国各地に津波が到達。今回の津波に関する全国の被害は、JNNのまとめで1人が死亡、4人がけが、8人が体調不良となっています。

津波警報は発表からおよそ11時間後にすべて津波注意報に切り替えられましたが、列車が運休するなど交通にも混乱が生じました。きょうも空の便では、日本航空で仙台発伊丹行きと仙台発新千歳行きの2便、全日空で仙台発伊丹行き、伊丹発仙台行きの2便の欠航が決まっています。

現在も北海道から沖縄の太平洋側を中心に広い範囲に津波注意報が発表されていて、注意報が解除されるまでは、海に入ったり、海岸や川の河口に近づいたりしないでください。