日本時間の30日午前8時25分ごろ、ロシア極東のカムチャツカ半島沖を震源とする大規模な地震がありました。震源の深さは20.7キロ、地震の規模を示すマグニチュードは8.8と推定されています。
今回のカムチャツカ半島付近での大地震、山陰地方への影響はあるのでしょうか。専門家に話を聞きました。
そもそも、カムチャツカ半島とはどういった場所になるのでしょうか?

島根大学 総合理工学部 向吉秀樹 准教授
「カムチャツカ沖も海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む場所になっていて、2011年の東北地方と同様の海溝型地震が発生する場所になっています。
同じようにカムチャッカ半島で1952年にもマグニチュード9.0の地震が発生していて、地震が起きやすい場所にはなっています。」