台風9号の影響続く小笠原諸島…強風と高波

台風9号は31日にかけて小笠原諸島の北をゆっくり北上する見込みです。小笠原諸島では台風の影響が長く続き、非常に強い風が吹き、うねりを伴う大しけが続いています。また、台風に向かう下層の暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定となり、雷を伴う激しい雨が降る所があります。

小笠原諸島では31日にかけて高波に警戒し、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、強風に注意・警戒が必要です。さらに落雷や突風にも注意が必要です。波の高さは7メートルに達する見込みです。

衛星画像 30日正午 気象庁