福島第一原発事故で溶け落ちた「燃料デブリ」の本格的な取り出しについて、東京電力が準備作業に「12年から15年ほどかかる」とする見通しをまとめたことが分かりました。

「燃料デブリ」は1号機から3号機であわせて880トンあるとみられています。

政府と東京電力は、本格的な取り出しの時期を「2030年代の初頭」としてきましたが、「2030年代の後半」以降にずれ込む見通しです。