ガソリン税の暫定税率を廃止する法案をめぐり、野党5党の国対委員長は与党側が求める実務者協議に臨む方針で一致しました。

野党は、今年11月からガソリン税の暫定税率を廃止する法案を、8月1日に召集される臨時国会で提出する準備を進めています。

与党側はこの臨時国会での法案の審議入りに難色を示す一方、臨時国会で与野党による実務者協議の場を設置し、今年中のできるだけ早い時期に暫定税率を廃止する案を野党側に提示しています。

29日に行われた立憲民主党、日本維新の会など野党5党の国対委員長会談では、この案について一部を修正した上で与党側と合意する方針で一致しました。これにより、ガソリン減税法案は秋の臨時国会で成立する可能性が出てきました。