福山市で高齢の女性が熱中症で亡くなっていたことがわかりました。県内でことし、熱中症で亡くなったのは、初めてです。
熱中症で亡くなったのは、福山市坪生町に住む女性(84)です。消防などによりますと、29日午後3時40分ごろ、女性を訪ねた家族から「自宅で倒れている」と119番通報がありました。
女性は心肺停止の状態で病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。発見された当時、女性は屋内に1人でいて、エアコンが作動しておらず、室温は高かったということです。
県によりますと、ことし県内で熱中症で死亡したのは初めてだということです。広島県には30日も11日連続となる熱中症警戒アラートが発表されています。
▽屋外や高温環境の場所での長時間の作業は控え、
▽屋内でも適切にエアコンを使用し、こまめに水分補給をするよう注意してください。