からふるでは「よさこい名鑑」と題して2025年のよさこい参加チームの祭りに込めた思いを紹介しています。29日は高知県日高村から新たに参加するチームです。

日高村から今年、新たなチームが誕生しました。その名も「にんにん日高 Supported by 芋屋金次郎」。名前からも溢れる、日高村らしさ。どんなチームなんでしょうか。

(青木萌々香 代表)
「日高村の村制70周年の時に、日高よさこいブギウギっていうよさこい踊りを披露させていただいて、そこから『よさこい楽しいね』って、『やりたいよね、本祭に出たいよね』っていう熱がみんなに、メンバー内にあって、じゃあ出てみようってなって立ち上がったのが、きっかけです」

(青木萌々香 代表)
「『にんにん』なので日高村って言ったら『忍者もへい』とかって皆さん思われるんですけど、笑顔の『にんにん』という意味なのでみんながニコニコして踊るところを見てもらえたら嬉しいなと思います」

演舞のテーマは「風舞人(かぜまいびと)」。日高で起こした風を県内全体に吹かせたい、そんな思いから決まりました。

(青木萌々香 代表)
「はじめ結構スローテンポなんですけど、途中から曲調がガラッと変わって、ちょっと激しくなったりっていうところがあるんですけど、そこの切り替わりのところも見ていただきたいですし、何より踊り子さんの笑顔に注目して見ていただけたらなって思ってます」

代表を務める青木さん、そして中核となるメンバーは昼間、保育士をしているということもあり、多忙の中、初めてチームの運営を行っています。

(青木萌々香 代表)
「大変です…!大変ですけど、でも楽しくやらせてもらってて、すごくこのチームのメンバーにもサポートしてもらって、わからないことだらけなんですけどいろんな方に助けていただいています」

チームの雰囲気について踊り子たちは。

(踊り子たちは)
「さいっこうで!みんな仲良くできるき、そこが嬉しい!」
「いやー、仕事の疲れが吹っ飛びますね!やはり名前だけに『にんにん』ということで笑顔あふれるチームだと思います!」

和気あいあいとした雰囲気に一役買っているのが、高知県出身アーティスト「ヒゲンジツシュギ」の宮地さん。アドバイザーをしながら、歌い手としてチームを支えています。

この日は、待ちに待った衣装の配布日。初参加の踊り子はもちろん、経験者も嬉しい瞬間です。

(青木萌々香 代表)
「衣装の色がえんじカラーで、お花を所々にあしらっているんですけど、そのお花が日高の有名なお花、ドウダンツツジであったり、コスモスであったり、お茶の花であったり、日高の有名なお花をあしらわせていただいています」

(青木萌々香 代表)
「日高ってオムライスとかトマトとか、そっちのイメージが強いんですけど、日高といえばこんなお花があるんだよっていうのを皆さんに知っていただきたいなって思って、お花をいっぱいあしらわせていただきました。本当に楽しく、みんなが主役になれるよさこい祭りになればいいなとチームとしては思ってます」

老若男女「にんにん」と笑顔で臨む初めてのよさこい。日高の風を感じてほしいと意気込んでいます。

【にんにん日高 Supported by 芋屋金次郎】
・最年少は2歳、最高齢は70歳。
・チームの踊り子は100人。