由布院の観光や交流を支えてきた、大分県のJR由布院駅が、開業100周年を迎えたことから、記念式典が行われ、ラッピング列車の運行が始まりました。

1925年7月29日に北由布駅として開業したJR由布院駅。29日は100周年を祝う記念式典が開かれました。式にはJR九州の古宮洋二社長をはじめ、地元の関係者が出席し由布院へのアクセスの要となる駅の重要性を再認識した上で、今後の発展に力を入れていくことを確認しました。

(JR九州・古宮洋二社長インタ)「観光面で言うと一丁目一番地特に博多からの日帰り・泊りの方が結構いますし、ゆふいんの森号は平日はほとんどインバウンドの方がたくさん利用している。いろんな列車もこれまで投入してきました。これからもどんどん力を入れていきたいエリアだと思っている」

開業100周年を記念してゆふいんの森号では29日からラッピング列車が運行されることになり、地元の子どもたちなど100人の駅長による出発式が行われました。

久大本線を走るラッピング列車は9月中旬まで運行されます。