より良い学校教育について考える会議が高知市で開かれ、参加した高校生たちが、それぞれが考える理想の学校の姿について発表しました。
この会議は、高校生の意見を直接聞いて教育の改善や発展に役立てたいと開かれています。2025年で3回目の開催で濵田知事や今城教育長のほか、高校生委員として県内5つの高校から6人の生徒が参加しました。生徒たちは理想とする学校の姿について考えたことを発表しました。
(伊野商業高校3年 藤本蒼波さん)
「高知県の地域課題という考え方をしただけでも、たくさんの問題が浮かび上がってくると思います。その現代の地域課題の解決に高校生が密接に関わっていく。そしてその過程で高校生自身も成長していき、未来への可能性を広げていく。その二つをおり交ぜた教育が必要だと考えます」
(濵田省司 知事)
「みなさんしっかり考えてくれているな、心強いな、と思いました。高知の元気な未来を一緒にひらいて行けたらと思っております」
そのほか興味のある分野を選べる環境づくりや将来の選択肢を広げるために職場見学を幅広く行ってほしいなど、具体的な意見も発表されていました。
(岡豊高校3年 山下蒼生さん)
「とても楽しかったですし、いろいろな学校の方と関われてよかったと思います。幸せで、かつ楽しい学校生活が送れたらいいなと思います」
出た意見は、2026年度の県の教育指針の参考にするということです。