アメリカ政府は、ミャンマーでクーデターにより実権を握っている軍事政権に関連する一部の制裁を解除しました。

ロイター通信によりますと、アメリカ財務省は24日、ミャンマー軍事政権に関連した複数の企業の関係者などに対する制裁を解除しました。

制裁解除の理由については明らかにされていません。

こうした動きについて、国際人権団体からは「極めて憂慮する」との懸念の声が上がっているということです。

軍事政権トップのミン・アウン・フライン総司令官は今月、トランプ大統領から送られた関税通知の書簡を歓迎したうえで、アメリカに対し、経済制裁の解除を再検討するよう求めていました。