不信任決議の可決を受けて失職した石垣市の中山義隆前市長が24日に会見し、8月に実施される市長選への立候補を正式に表明しました。

▼中山義隆 氏
「今一度、市政の場に打って出て、そしてもう一度、市長という仕事を担わせていただきたい」

議案の改ざんをめぐる不信任決議により6月に自動失職した中山さんは、台湾との定期航路の開設やゴルフ場の開発を実現し、石垣市の経済発展を進めたいとして、24日に5期目への挑戦を正式に表明しました。

市長選で争点になるとみられる陸上自衛隊の駐屯地拡充や石垣島での日米共同訓練には「理解を示す」とする一方、自衛隊の長射程ミサイル配備や米軍単独での訓練実施には反対するとしています。

8月17日に実施される石垣市長選にはこのほか、ともに市議会議員の箕底用一さんと砥板芳行さんが立候補を表明しています。