
第2試合、高知と高知中央の対戦は緊迫した接戦となりました。試合前半は両チーム無得点でしたが、6回、高知が1アウト・ランナー1塁3塁のチャンスを作ると、5番・谷口琉偉がスクイズを決め、1-0と先制します。
しかし高知中央は7回、2アウト・ランナー1塁から、7番・中野聡太がライト線へ長打を放ち、この打球をライトが処理しかねる間に、1塁ランナーが一気にホームへ返り、1-1の同点に追いつきます。

これで流れを引き寄せた高知中央は、8回、1アウト・ランナー満塁のチャンスから4番・延川仁がセンターへ犠牲フライを放ち、2-1と勝ち越します。さらに、続く5番・井筒陽斗のライトへのタイムリーも飛び出し、さらに1点を追加。試合終盤の8回に3-1とリードします。
そして最終回、高知中央のマウンドには、先発して1失点で投げぬいてきた2年生エース・松浦伸広が上がり、ランナー1塁・2塁とピンチを背負いましたが、最後のバッターを打ち取ってゲームセット。高知中央が、初めて甲子園に出場した2023年以来、2年ぶり2回目の決勝進出を決めました。

◆高知中央 高山大和 主将
「接戦になるというのは自分たちもずっとイメージしていたので、慌てず、点を取られたときも『最少失点で、焦らず次の攻撃から行くぞ』というのはずっと言っていたので、そういう形で点が取れたのでよかったです。決勝は、きょうみたいな接戦になると思うので、粘り強く泥臭く『自分たちの野球』をして勝ちたいです」

◆高知中央 山野司 監督
「ここまで来たので、なんとかいい形で大会を終われるように頑張りたいと思います」
明徳義塾と高知中央が対戦する決勝戦は、26日(土)午後1時から、高知市の春野球場で行われます。














