ドイツのメルツ首相がフランスのマクロン大統領と会談し、アメリカとEUとの関税交渉について、「まさに今、決定が下される可能性があるという情報を得ている」として、交渉が大詰めを迎えていると明らかにしました。

ドイツ メルツ首相
「関税の問題については、まさに今、決定が下される可能性があるという情報を得ている」

ドイツのメルツ首相は23日、フランスのマクロン大統領とベルリンで会談し、アメリカとEUとの関税交渉が大詰めを迎えていると明らかにしました。

トランプ大統領は、EUからの輸入品に対して8月1日から30%の関税を課すと表明していますが、ドイツメディアなどによりますと、相互関税15%で合意に近づいているということです。

マクロン大統領は、EUのフォンデアライエン委員長と緊密に連絡を取り合っていて、「最善の結果が得られるように取り組んでいる」と話しています。