石破総理の早期退陣を求める声が、全国の自民党の地方組織から上がっています。青森県連の津島淳 会長は、26日(土)に参院選を総括する会議を開き、県連として執行部へなんらかの意思表示をする考えを示しました。

自民党では、高知県連が石破総理の早期退陣を求める申し入れを決めるなど、地方組織で体制の刷新を求める声が相次いでいます。

こうしたなか、石破総理は23日午後、岸田文雄 前総理、菅義偉 副総裁、そして麻生太郎 最高顧問ら総理経験者と会談しました。

その後、一部の辞任報道は事実ではないとしたうえで、続投する考えをあらためて示しました。

石破茂 総理
「会談で私の出処進退については、一切、話は出ていない。国民生活がきちんと守られるよう全力を尽くしてまいりたい」

これを受けて、県連の津島淳 会長は23日、青森市で会見を開き、青森県連でもいまの執行部へなんらかの意思表示をする考えを示しました。

自民党県連 津島淳 会長
「(県連で)意見書を出すかどうかは、(次の)土曜日に諮りたいと思っていますが、皆さんの意見を聞いて、なんらかの意思表示をする必要があるだろうと思います。私自身は、きちっと職を辞するという決断があってしかるべきという気持ちは変わっていません」

自民党県連は26日(土)に、今回の参院選を総括する会議を開き、そのなかで意思表示の内容や方法を決める方針です。