水耕栽培にも影響

一方、こちらは久留米市に隣接する小郡市でハーブや空心菜など20種類の葉物野菜を栽培する川辺農園。
ハウスで水耕栽培をしていますが、このところの暑さで、困っていることがあるといいます。

川辺農園 川辺一平さん「水耕栽培は水があって、溶液で栽培するので水自体が温まってくると、作物も元気がなくなってくる。暑いと野菜があまり良くない。収穫をして暑い中で作業してパック詰め袋づめをするとへにゃっとなってくる。しなびてしまってどう見てもおいしくないよねという」
川辺農園では早いときで、午前6時ごろか収穫作業を行い、午前10時半ごろまでには終了。
仕分け作業は、ハウスに隣接した建物で実施しています。
2年前から冷房を設置し、作業員の熱中症対策にも力を入れています。
川辺農園 川辺一平さん「人間のためにもそうだし、野菜のためにもそうだし、今から2年前のエアコンがないときに戻れと言われたら(農家を)辞めようかなと」

福岡県と佐賀県には24日も熱中症警戒アラートが発表されていて、引き続き、暑さに警戒が必要です。