子どもたちにSNSやインターネットを安全に利用してもらおうというイベントが高知市で開かれました。

このイベントは、中高生がSNSなどをきっかけに事件に巻き込まれるケースが高知県内でも毎年あることから、県警が小学校高学年や中学生を対象に開きました。会場では総務省の関連団体がSNSを安全に利用するための授業を行い、インターネットの怖さやSNSを利用する時のルールを決めておく大切さなどを伝えました。

(参加した小学生は)
「(SNSなどを)使うときには親の同意をえずに、自分で進んでやっていたが、親の同意が無いとやってはいけないと思った」

(高知県警 人身安全・少年課 秋野寛 課長補佐)
「SNSなどを正しく使う能力をつけてほしいですし、親御さんにもSNSの利用に関するルール作りを行ってもらうなど見守ってもらい、子どもさんがSNSなどを安全に利用できる環境を整えてあげてほしい」

高知県内では2024年、SNSなどが原因で中高生が被害にあった事件が6件発生していて、県警は「引き続き、安全利用について啓発していきたい」としています。