約100人の生徒が3か月間議論

この取り組みの中心となったのが、生徒たちでつくる「ルールメイキング委員会」。

中学1年生から高校3年生まで約100人が参加し、2025年4月から3か月にわたって校則について議論を重ねてきました。

ルールメイキング委員会の生徒
「実際やってみないと校則がなくなったときにどうなるかがわからないから、全校生徒、そして先生と保護者をみんな巻き込んで、みんなで一緒に校則について考えようっていう目的でお試し期間を企画して」

一方、「校則なし」を試してみて、見えてきた課題もあります。

課題は「価値観のずれ」

ルールメイキング委員会の生徒
「人によってどの程度がよくてどの程度が悪いのかっていうのは価値観がずれるところで、学校は勉強するために来ているところだから、自分たちはメリハリをつけてやれるのだってことを示していかなきゃいけないかなって」

18日まで12日間にわたって行われた校則をなくしてみる取り組み。

夏休み期間中に生徒、教員、保護者へのアンケートを集約し、2学期に入って生徒たちを中心に、校則の方向性を決めていく予定です。