北九州市の私立学校で、「校則をなくしてみる」という取り組みが行われました。

生徒が自ら判断して行動する主体性を重んじるということですが学校はどう変わったのでしょうか。課題も見えてきたようです。

私服、アクセサリーにお菓子も

北九州市戸畑区の明治学園中学・高等学校。

115年の歴史があるこの学校で、7月7日から始まった取り組みが、「校則なし」のお試し期間です。

「校則なし」が始まって約1週間。教室では、私服で授業を受ける生徒や耳にアクセサリーをつけた生徒の姿も見られました。

生徒
「校則がなくてせっかくのお試し期間なので、やりたかったことを。前よりだいぶ自由になって楽しいです」

生徒
「私服で来られるので(いい)。制服だったら長ズボンで暑いんで、涼しい」

RKB 西尾健佑 記者
「昼休みになり生徒たちはお弁当を食べていますが、中にはこれまで校則違反だったお菓子もあります」

昼休みの教室では、これまで禁止されていたお菓子を食べる姿も。

生徒
「授業中にお腹ならなくてすむ。きょう朝これ(おやつを)食べて、そしたら、いつもお腹なりそうになるけど、今日はなりません」