やめるのか、やめないのか…石破総理の進退が注目される中、新潟の自民党の国会議員からは退陣を迫る声が上がっています。
23日午後、BSNの取材に応じた自民党の斎藤洋明 衆議院議員。大型選挙で3連敗し、国民の指示が得られているとは言えない状況だとして石破総理にこう迫りました。
【自民党 斎藤洋明 衆議院議員】「石破 総裁がここでお辞めになっていただいて、自民党の人心を一新して自民党が自ら改革していくということが非常に大事だと思います」

その石破総理は23日も続投する意向を重ねて示しましたが、

自民党の幹部は来月中に参院選敗北の原因検証が終わるとの見通しを示し、それを見届けてから石破総理が退陣する可能性を示唆しました。

「新潟県において参議院議員に当選したことを証明するためここに当選証書を付与する」

県庁で参院選の当選証書を受け取った立憲民主党の打越さく良さんは「重い責任感を感じる」とした上で、石破総理の進退問題については…
【立憲民主党 打越さく良氏】「早速、政策的なことと言うよりも政局的なことに翻弄されそうなことなので、ちょっとその辺りはコメントは難しいかなと思っています」

市民は…
【90代】「いまの(総理)で頑張れれば頑張ってほしいし、周りがそれでバックアップできるんだったらしてほしい」

【30代】「やっぱり最後まで責任取ってやってほしいかなって。外交の観点からしても総理がころころ代わっちゃうのはあまり良くないかな」

【30代】「安倍元総理に対して(退陣を)結構強めに言っていたので、自分だけそれをしないのもちょっと変だと思う」

【70代】「責任という意味なら、それを取って辞めるのはありかもしれないけど、次の人がいない。誰に任せて良いか分からない」

自民党の斎藤 議員は次期総裁にふさわしい人物ついて具体的な名前は挙げず、次のように述べました。
【斎藤洋明 衆議院員議員】「決断できる能力や説明したり発信する能力が高い人、それから自民党を改革して、しっかりと未来に向かって政治ができる人が次のリーダーになるべきだと」

やめるのかやめないのか、石破総理の決断が注目されます。