シリア南部で発生した異なる部族間の衝突をめぐり、対立していたシリアとイスラエルの高官が会談することになったなどとアメリカメディアが報じました。

アメリカのニュースサイト「アクシオス」は22日、24日にイスラエルとシリア、それに仲介するアメリカの高官が会談することが決まったと報じました。

シリア南部のスワイダ県では、少数派のイスラム教ドルーズ派と遊牧民の勢力の衝突が発生し、隣国のイスラエルが自国にも住むドルーズ派の保護を主張してシリアを空爆するなど対立していました。

会談はアメリカのシリア特使であるバラック氏が主催し、シリア南部の治安の安定や、イスラエルとシリアの対話促進を目的としているということです。