東京・豊島区は、おととい投票が行われた参議院選挙で36人分の不在者投票が区役所の宿直事務室に放置され、無効となっていたことを明らかにしました。

不在者投票は、選挙期間中に長期の出張や旅行、入院などの理由で住民票がある自治体の投票所に行くことができない場合でも有権者が投票できる制度です。

豊島区によりますと、今月18日午後6時半ごろ、区の宿直担当者が宿直事務室で病院や介護施設など7か所から届いた36人分の不在者投票を郵便で受け取りましたが、選挙管理委員会事務局などに連絡しないまま、他の郵便物とともに保管していたということです。

投票日の翌日となるきのう、別の宿直担当者が不在者投票が入ったレターパックの存在に気づいたことで発覚しました。

しかし、すでに投票結果の集計が終了していたため、36人分、▼東京選挙区の36票、▼比例代表の36票の合計72票分が無効となりました。

区の職員が今後、無効となった有権者に直接お詫びをすることなどを予定しているということです。

区は「投票者のご意志を選挙に反映できないという結果を招き、選挙事務への信頼を損なわせる結果となったことに深くお詫び申し上げます」として、再発防止を徹底するとしています。