山口さんが県水産技術センターの報告と合わせて成長スピードを推測した結果、ヌタウナギは50年以上生きること。
長さ2センチ位の大きな卵を2年から3年に1度、最大70個ほどしか生まないことも分かって来ました。

イワシが数万個の卵を産むといわれるのとは大きな違いで、寿命が長い分、子どもの数が少なく、いったん数が減れば回復に何年もかかる可能性があることになります。
島根大学 資源科学部 山口陽子 助教
「海の掃除屋として生物の死体を食べたりして海をきれいにするっていう役割を担ってる生物です。なのでそれを取り尽くしてしまえば、やっぱり海洋生態系のバランスが崩れてしまうっていうのは明らかなので。」














