学生数の減少を理由に閉校を発表していた、青森県弘前市の理美容の人材を育成する専門学校が、地元企業の要望を受けて継続する方針に転換し、学生の募集を再開することがわかりました。

閉校の方針を撤回したのは「青森県ヘアアーチスト専門学校」です。

学校を運営する青森山田学園は、少子化による学生数の減少のため、昨年度の入学者の募集を停止し、2026年秋の閉校を発表していました。

その後、地元の企業や法人から学校の継続を求める声が多く寄せられ、地元法人の協力も得られることになりました。

これを受けて応募が少ない「理容科」を休止し、「美容科」にしぼることで運営を継続することを判断。学科の定員も美容科の昼と通信制、それぞれ40人ずつに見直しました。

青森山田学園の担当者は「より充実した教育内容と学習環境を提供できるよう、教職員一同努めてまいります」とコメントしています。