自民党愛媛県連は22日、県議会議員による総会を開き、今回の参院選大敗を検証する委員会を設置するとともに、党本部に対し、体制刷新を求めることを確認しました。

今回の参院選愛媛選挙区で、自民党が擁立した新人の上野由佳氏は、現職の永江孝子氏に、およそ11万4000票差で大敗しました。

これを受け、自民党県連は22日議員総会を開き、検証委員会を設置して組織の再生を目指すことを確認しました。

(自民党県連・長谷川淳二会長)
「“足で稼ぐ”という活動がどこまでできていたのかと、有権者の皆さんにどこまで届いているのか、届かなかったのか、届いてもなお信頼が得られなかったのかということを検証したいと思います」

22日の総会には、上野氏本人もあいさつに訪れ、今後については県連の判断にゆだねる考えを示しました。

(上野由佳氏)
「ここまで一緒に戦ったので、県議の皆さん、市議の皆さん、応援してくださる皆さん、情もあるかと思うんですがそこに捉われることなく、最善の選択を県連としてもとってほしいとお話をさせていただきました」

また、今回の参院選で自民党が大きく議席を減らした一方、石破総理が続投を表明したことについても、県連は、党本部に対し体制刷新を強く求めることを決めました。