20日に投開票された参議院選挙で、沖縄県南城市の有権者1人が、期日前と当日の二度投票していたことが分かりました。
南城市選挙管理委員会によりますと、この市民は今月16日に期日前投票所を訪れましたが、入場券を持っていなかったため、本人確認を行ったうえで宣誓書を記入して投票しました。

しかし、この市民は20日の投票日に入場券を持って再び投票所を訪れ、投票したということです。
投票所のシステムでは、この市民が期日前投票を済ませていることが表示されていましたが、担当者がそれを見落とし、誤って再度投票用紙を交付しました。

別の担当者が再度選挙人名簿を確認した際に二度交付したことに気付いたということです。
選挙管理委員会は選挙違反の可能性も視野に、警察に相談する方針です。