■サッカー国際親善試合 日本1-2カナダ(日本時間17日 UAE・ドバイ/アルマクトゥームスタジアム)

W杯カタール大会に出場する日本代表はドバイでカナダ代表との国際親善試合に挑み、1-2で逆転負けを喫した。23日にW杯初戦のドイツ戦を迎える森保ジャパンは大会前最後の実戦となり、前半は相馬勇紀(25)が先制点を挙げるが同点に追いつかれ、後半は攻めきれずに試合終了間際で失点してしまい課題を残す結果となった。

試合は1-1の同点のまま迎えた終盤、後半48分のアディショナルタイムに、ペナルティエリア内で山根視来(28)のタックルにより相手が倒れカナダのPKに。キッカー・カヴァリーニのシュートにGK権田修一(33)が触るもボールはゴールを割り、終了直前で逆転されてしまった。

この日は森保一監督(54)が前日に明言していた守田英正、遠藤航、三笘薫の3人はメンバーから外れ、冨安健洋はベンチ入り。スタメンはケガから復帰の板倉滉(25)、浅野拓磨(28)、田中碧(24)、久保建英(21)らが名を連ね、キャプテンの吉田麻也(34)、好調の鎌田大地(26)はベンチスタートとなった。

序盤はケガ明けの選手が良い動きを見せる中、前半9分にこの日キャプテンマークをつけた柴崎岳(30)が敵陣から縦へのロングパスを入れると相馬が追いつき、右足のワンタッチでボールのコースを変えると、ボールはゴール右側に決まり日本が先制点を挙げた。

カナダ代表は2トップのデービッド、長身ラリンらの高さのある攻撃が続き、前半21分、カナダのCKの場面でスピードのあるボールが入ると、日本の守備陣が反応できずフリーになったビトリアに押し込まれ同点に追いつかれた。国際試合では7月19日のE-1選手権第1節(香港戦)から5試合負けなしの無失点を続けてきたが、守備陣は6試合ぶりの失点となった。

その後もカナダに攻め込まれるシーンが多く、相手のCKも前半で6回、日本のファウルからのセットプレーも見られピンチが続いた。35分には前線のハイプレスからボールを奪い久保がシュートを放つなど攻め込む時間もあったが、前半は1-1の同点で折り返した。

後半は1トップに久々の実践となった浅野に代わって上田綺世(24)が入り、中盤は久保から堂安律(24)、守備は酒井宏樹(32)から山根に交代。

決定機を作りたい日本は、南野のシュートや相馬のゴール前へのクロスなどチャンスはいくつかあったが、ゴールにはつながらず。後半22分にはケガ明けの板倉に代わって長友、田中に代わって鎌田がピッチに入り勝ち越しを狙うが、キープ力の高いカナダに攻めあぐねた。後半43分には山根の鋭いシュートがゴールポストに弾かれ惜しいシーンもあったが、48分にファウルから相手にPKを決められてしまい逆転負けとなった。

W杯本大会は21日未明に開幕。出場全32チームが8組に分かれてグループリーグを戦い、各組上位2チームが決勝トーナメントに進出する。7度目の出場となる日本代表は、これまでベスト16(18年ロシア大会、10年南アフリカ大会、02年日韓大会)が最高。今大会はスペイン、コスタリカ、ドイツと同組のグループEで、W杯初のベスト8進出に向けまずはグループリーグ突破を目指す。

【W杯グループリーグ(E組)日本代表戦】
11月23日 対ドイツ
11月27日 対コスタリカ
12月1日 対スペイン