色彩豊かな動物アートを描く石村嘉成さんの個展が広島市で始まりました。石村さんをモデルに制作された映画「青いライオン」の上映も始まり、石村さん人気は広島でも盛り上がりを見せています。

(RSK 小林章子アナウンサー)
「どうぞ拍手でお迎えください」

(石村嘉成さん)
「愛媛県新居浜市江口町と岡山から来ました石村嘉成です」

映画は、広島市の八丁座で先週の金曜日に上映が始まり、20日、舞台挨拶が行われました。

(父・和徳さん)
「だから普通の子育てと同じなんですよ。普通の子育てもその子に今何が大事なのか子どもをよく観察してその子の将来をイメージしながらすると思うんですよ」

映画「青いライオン」は、2歳で自閉症と診断された石村さんと、障害のある子の教育、すなわち療育に取り組み、40歳の若さで亡くなった母親の有希子さんの実話を基に、RSKが制作しました。これまでに全国30館以上の劇場で上映され、2万人を超える観客を動員しています。

(観客)
「お父さんお母さんが苦労して嘉成さんに向き合って来たっていうことを知ることによってちょっとでも変わると思うんで。全ての人の考え方が」
「涙もあり、でも心も温かくなるような映画でした」