バングラデシュの首都ダッカで訓練用の戦闘機が大学のキャンパス内に墜落し、これまでに20人が死亡したほか、170人以上が負傷したと報じられています。

バングラデシュの首都ダッカで21日、空軍の訓練用の戦闘機が大学のキャンパス内に墜落しました。現地からの映像には、戦闘機が直撃した校舎から激しい炎と黒煙が立ち上る様子が映っています。

地元メディアによると、少なくとも20人が死亡したほか、子どもを含む171人が負傷して病院に運ばれました。犠牲者はさらに増える可能性があるということです。

当時、大学では授業が行われていて、多くの学生が巻き込まれたとみられています。

バングラデシュ空軍は声明で、「空軍基地を離陸した訓練機に技術的なトラブルが起きた」としています。