韓国では大雨による被害が全国各地で相次いでいて、これまでに14人が死亡し、12人が行方不明となっています。

韓国の行政安全省によりますと、今月16日から続く大雨の影響でこれまでに全国で14人が死亡し、12人の行方がわからなくなっているということです。

避難した人はおよそ1万3200人に上り、このうちおよそ3800人が帰宅できない状況が続いています。

特に被害が深刻なのは南部・慶尚南道の山清で、ここ5日間の降水量はおよそ800ミリとなり、浸水や土砂崩れが相次いでいるということです。

政府は被災地域の復旧に向け支援に乗り出していますが、韓国メディアは被害がさらに拡大する可能性があると指摘しています。