警察庁はきのう、特定の身代金要求型ウイルス「ランサムウェア」によって暗号化されたデータを復元するツールを世界で初めて開発したと発表しました。
企業の機密データを暗号化する身代金要求型ランサムウェア「Phobos」や「8Base」による被害は、2018年以降、22か国で少なくとも2000件、国内でも中小企業などでおよそ90件確認されています。
この2つのランサムウェアによって暗号化されたデータの「復元ツール」を警察庁サイバー特別捜査部が世界で初めて開発したと発表しました。
警察庁が闇サイトで発見したランサムウェアを生成するプログラムに加え、アメリカのFBI=連邦捜査局が「Phobos」の運営者を摘発した際に押収したデータの分析を通じて開発に至ったということです。
警察庁は「世界中の企業の被害回復に活用してほしい」としていて、「復元ツール」は警察庁のホームページなどから無料でダウンロードできます。
注目の記事
「それならお前を殺す」中3の息子(15)は少年4人から暴行を受け命を奪われた 角材で殴られ、コンクリートの塊を投げつけられ「頭がでこぼこにへこんでた」【少年集団暴行事件・第1話/全4回】

ご存じ?「エアコン2027年問題」とは?国の省エネ基準の見直し 安いエアコンが市場からなくなる可能性が!?

【ヒグマ】焼却施設が限界 駆除数17倍で処理に追われる自治体が疲弊 1頭焼却に灯油100リットル 作業追いつかずに腐敗進み、埋めるケースも

「争奪戦になっている」1時間で完売のボンボンドロップシール 平成に流行ったシール交換が令和でもブーム

民間人を地面に叩きつけ手錠…米軍憲兵が誤認逮捕で暴力 規制対象の米軍人と勘違いか 「身分証示さない日本人も拘束できる」と誤った認識も 動画がSNSで拡散(11月30日午前 記事更新)

「素朴にロバがいる生活っていいな…」ロバと元新聞記者がめぐる全国旅①北海道の海洋深層水を釜で煮立てて塩作り 熊出没で相棒のクサツネに迫る危機も









