旬の味覚を楽しんでもらうとともに、食品ロスの削減にもつなげるのが狙いです。市場に出回らない規格外のモモを使った“スイーツビュッフェ”が岡山県庁の食堂で行われています。

岡山県庁の地下にある「おかやま晴れの国食堂」に出来た長蛇の列。お目当てはモモのスイーツビュッフェです。使われているのは市場に出回らない規格外のモモ。旬の味覚を楽しんでもらうとともに食品ロスの削減にもつなげようという狙いです。ティラミスやワッフルなど10種類~15種類ほどのスイーツを時間制限なしの食べ放題で提供しています。

(訪れた人)
「もう迷っちゃいます。すごい種類があって楽しいです」
ビュッフェにはほかにも特徴があります。メニューの一部は岡山東商業高校の生徒がマーケティングの授業の一環で開発しました。
(岡山東商業高校3年 青木采華さん)
「まさか自分たちが考えたメニューがこんなにいろんな人に食べてもらえると思ったらすごくうれしかったし、やりがいもあってよかったです」

高校生が開発したメニューの一つ、桃とクリームチーズをのせたシュガートーストを試食させてもらうと…

(前田唯アナウンサー)
「いただきます。モモの甘さ!次に、噛むとクリームチーズがやってきて、幸せです。おいしい」
客の評判は上々。この日は県外から訪れたという人もいました。
(訪れた人)
「姫路から来ました。インスタで見つけて」
「めちゃめちゃおいしいです。岡山のモモが一番おいしいです」

(おかやま晴れの国食堂 高橋直也さん)
「県内のモモを使ったスイーツを10~15種類ご用意しております。モモの旬の時期は1か月くらいしかありませんので、この一番おいしい時期のときにぜひ食べにきていただけたらと思ってます」

スイーツビュッフェは、モモの収穫が終わる8月下旬まで開催予定だということです。