JR松山駅前に計画されている集約型の公共交通ターミナル「バスタ」について、事業計画の策定に向けた話し合いが始まりました。

JR松山駅のバスタプロジェクトを巡っては、国土交通省が今年4月に「整備方針の検討」から「事業計画の検討」に格上げしています。

16日は格上げ後、初めての検討会が開かれ、参加した愛媛県松山市の担当者や有識者らが、計画の実現へ課題などを共有しました。

(東京大学大学院工学系研究科・羽藤英二教授)
「時代の変化の中でしっかりと発展できるような、JR松山駅の新しいあり方を議論できればと思っておりますので、よろしくお願いします」

(山田リポーター)
「一歩前進したバスタプロジェクト、今後は具体的な事業計画の策定へと移ります」

検討会では、事業計画の策定に向けてJRや路面電車との乗り換えなど、交通結節機能の強化や、駅周辺のまちづくりとの連携のほか、導入する機能や規模、官民の役割分担などを話し合う予定です。

事業計画の策定と公表について、松山市はできるだけ早く行いたい考えですが、いずれも具体的な時期は未定だということです。