人口減少の解消や雇用の定着に向けて、青森県五所川原市の高校と地元の企業が連携して教育活動を推進する協定を交わしました。
15日の調印式には、五所川原工科高校の校長と西北五地区の地元企業21社が加盟する「五所川原地区ものづくり連絡会」のメンバーなどが出席し、それぞれの代表が協定書に調印しました。
協定は、連絡会に加盟する企業が高校生に「ものづくり」の技術などを伝えることで、地元で生産される「もの」への理解を深めることなどを目的としています。
五所川原地区ものづくり連絡会 太田司 代表
「学校側と連携を取りながら、一人でも多くの若い世代を地元に定着させることを目的にしていきたい」
五所川原工科高校 山口正実 校長
「高校として全部の生徒が連携に携わり、共同活動し、地元を理解し、学びを深めて行くことに大きく期待する」
今後、企業は高校での出前授業を充実させるほか高校の文化祭などで企業の取り組みを伝えるブースを設置する予定です。