設計士をめざす高校生がリノベーション中の古民家で、コテを使って壁塗りなどを行う、左官職人の仕事を体験しました。

愛媛県松前町内の工務店が開いた体験実習には、設計士をめざし松山聖陵高校の部活動で図面製作などに取り組んでいる建築デザイン部の生徒6人が参加しました。

6人は工務店がリノベーションを手がけている、松山市北条地区にある築およそ70年の古民家で、左官職人のアドバイスを受けながら、コテを使って壁を塗る作業を体験しました。

(生徒)
「簡単そうに見えるが、実際にやると結構難しくて結構手こずりました」

「仕事で左官とかすると思うのでこれから頑張りたい」

(ひのまる工務店 黒田倫基 社長)
「職人不足なので建築の本当のすばらしさを実際に現場で感じてもらってこれからの選択肢を広げてほしい」

生徒たちが作業を体験したこの古民家は、8月下旬にカフェとしてオープンする予定です。