体が不自由な人に寄り添えるようにと15日、山口県防府市の児童が高齢者の体の動きを体験しました。

高齢者の疑似体験はの小野小学校の4年生12人が行いました。

始めに地域の民生委員3人が高齢者が困ることを伝えたり、日常の動きを実演したりしました。日常生活の大変さが分かったところで、実際に体験です。

児童は社会福祉協議会職員の指導を受けながら、関節の動きを制限するサポーターや専用のゴーグルなどを付けました。

思いどおりに動かない体に苦戦しながら、歩いたり座ったりしました。

小野小4年生
「そんなに大変じゃないと思っていたけど、体験してみたらめっちゃ大変だった」

小野小4年生
「料理を手伝ってあげたり、サポートをしたいと思った」

今後は点字や手話の体験のほか、車いすでスポーツなども行い、誰もが暮らしやすいまちづくりを考えることにしています。