今回の参議院選挙、テレビ高知では、徳島・高知の“合区”選挙区に立候補している4人の候補者の戦いぶりを取材しました。徳島と高知、それぞれの県での選挙戦に密着していて、今回は、無所属の現職・広田一候補の、高知での戦いぶりをお伝えします。
参議院議員選挙、徳島・高知選挙区には、4人が立候補しています。
(届け出順)
◆自民党・新人 大石宗 候補(おおいし・しゅう)
◆無所属・現職 広田一 候補(ひろた・はじめ)
◆参政党・新人 金城幹泰 候補(きんじょう・みきひろ)
◆政治団体 NHK党・新人 中島康治 候補(なかじま・やすはる)
◆広田一 候補
「本当に、巨大な政党、強い力を相手にした選挙でございます。ですから、このタスキにあるように、挑戦者という志を持って、最後まで厳しいですけど、頑張っていきたいと思います」
無所属の現職、広田一(ひろた・はじめ)候補、56歳。衆議院議員を1期、参議院議員を3期務めていて、現職で臨む選挙戦です。
現職とはいえ、一切のおごりを見せない広田候補は、地道に「草の根」で戦います。この日の最高気温は34.3℃。選挙カーから降りては走ってを繰り返し、通行人に声をかけていました。
◆支援者
「だいぶ色も焼けましたね、もっと焼けないかん。もっと焼けな。頑張ってください」
◆広田一 候補
「頑張ります」
長く政治に携わり、住民の声を聞き続けてきた広田候補が各地で訴えるのは、高知と徳島での生活に欠かせないガソリンの、減税です。
◆広田一 候補
「先の国会、このガソリン減税法案、衆議院では可決をされました。だけど、私がいる参議院では、石破政権・与党の皆さんの抵抗にあって、採決すらされずに、廃案になってしまったんです。今回の参議院議員選挙で、与党を過半数割れに追い込んで、今度こそガソリン減税、ともに実現しようではありませんか」
与野党伯仲状態で、政治にうねりが生まれている今、「政治を前進させるか、後退させるか」と有権者に問う、広田候補。自身は、野党の支援を受け「無所属」での戦いを選択しました。
◆広田一 候補
「私は今回、無所属という立場で、幅広いみなさんの応援を得て、そして党派を超えて、様々な声を受けて、それを国会に届けていきたいというふうに思います」
タスキには「挑戦者」という文字。政治に起きつつある新しい流れを確かなものにし、1人1人の声を国会へ届けたいと、懸命に声を上げ続けます。