新潟県内では記録的な空梅雨が続いています。新潟市では15日朝、10日ぶりに雨が降りましたが、降水量にはカウントされず、7月は平年の1%以下と過去、最も少なくなっています。

午前11時の上越市 高田です。細かな雨が10分程、降り続きました。

【観光客は】「ずっと降りっぱなしの梅雨はなく、熱帯のスコールみたいな感じ」

新潟市でも15日の朝は雨が降りましたが、上越市も新潟市も0.5ミリ以下で降水量として記録されませんでした。

【記者リポート】「先程、一瞬細かい雨がポツポツと降ってきたんですが、すぐに止み、向こう側ではほんの少し青空が見えはじめました。風があるため昨日よりは過ごしやすいもののジメジメとした蒸し暑さが続いています」

この後は時折、晴れ間も覗き15日も降水量はゼロでした。
去年7月25日の様子です。

梅雨明け後も大雨に見舞われ、7月の降水量は377ミリ、平年も222ミリの降水量を記録しています。それが今年はまだ1.5ミリと平年の1%にもなりません。

各地も同様で記録的な空梅雨が続いています。

この先もまとまった雨は見込めず、農業や市民への影響が懸念されます。

上越市は15日、県内に先駆けて渇水対策本部を設置しています。