博多祇園山笠は15日、祭りのフィナーレを飾る追い山笠が行われ、勇ましい舁き山笠が早朝の博多の町を駆け抜けました。

午前4時59分、今年の一番山笠・東流が櫛田入りを果たすと、一番山笠にだけ許された祝いめでたを歌い上げました。

その後は各流れの山笠8基が5分おきにスタートし、早朝の博多の街へ飛び出して行きました。

沿道には大勢の見物客が訪れ、舁き山笠が通ると大きな拍手や歓声とともに大量の勢い水(きおいみず)が男たちに浴びせられました。

訪れた人
「素晴らしかったです」

訪れた人
「迫力満点です」

訪れた人
「飾り山笠、今の初めて見たんで結構間近でよかったです」

訪れた子ども
「最初なんかちょっと心臓がドキドキしてどこをどう通るのかなとか、水かからないのかなとか」

男たちは「オイサオイサ」の勇ましい掛け声とともにおよそ5キロのコースを30分ほどで駆け抜けました。

15日間にわたり博多の街を彩った博多祇園山笠は15日の追い山笠で幕を下ろしました。