参議院議員選挙の期日前投票で青森県の十和田市選挙管理委員会は、14日、投票した8人に対して投票用紙を誤って交付していたと発表しました。
8人は「無効票」となる可能性が高いということです。
十和田市選管によりますと、参院選の投票用紙を誤って交付していたのは市民交流プラザ「トワーレ」に設置された期日前投票所です。14日午前10時ごろに訪れた有権者8人に対して、「青森県選挙区」と「比例代表」の投票用紙を本来とは入れ違えて渡していました。
職員が準備をするさいに、2つの種類の投票用紙を入れ違えて交付機にセットしていて、有権者に投票用紙を渡す時も、誤りに気が付かなかったということです。
8人は無効票となる可能性が高く、有権者に謝罪をしました。
十和田市選管は、交付機に投票用紙をセットするさいは、複数人で確認するようマニュアルを変更しました。
櫻田善也 事務局長は「あってはならないことで、確認を徹底するよう注意喚起し、再発防止に努める」とコメントしています。