自民党の鶴保参議院予算委員長は「運のいいことに能登で地震があった」と発言した責任を取り、委員長の辞任願をきょう関口参院議長宛てに提出し、許可されました。

鶴保氏は今月8日、参院選の応援演説中に「運のいいことに能登で地震があった」などと発言しました。

その日のうちに発言を撤回し、翌日改めて謝罪の会見を行いましたが、与野党双方から批判が相次いだため、鶴保氏は委員長を辞任する意向を固め、参院幹部に伝えました。

参院事務局によると、鶴保氏はきょう委員長の辞任願を関口参院議長宛てに提出し、許可されたということです。

後任の予算委員長は、参議院選挙のあとに召集される臨時国会で決まる見通しです。