おととい(12日)からきのうまで岐阜県で開かれた日本陸上競技選手権大会の女子七種競技に、岡山県倉敷市出身の熱田心選手が出場しました。
去年、この大会で優勝を果たした熱田選手、連覇をかけて臨みます。
今年9月に開かれる世界陸上の代表選考会を兼ねた、陸上日本選手権大会。倉敷市出身の熱田心選手が出場したのは、2日間をかけて100mハードルや砲丸投げなどの7種目を行い、その総得点で順位を競う、女子七種競技です。
大会2連覇がかかる中、全体4位で初日を折り返した熱田選手。3種目を残して迎えた最終日、まずは得意の走り幅跳びです。
直前の大会で右ひざを負傷していたという熱田選手ですが、その影響を感じさせない5m58cmの好記録で全体の成績を3位に上げると、続くやり投げでも順位をキープします。
3位のまま迎えた最終種目は、800m。力強い走りで後半、追い上げを見せますが、結果は7位。2連覇と世界陸上の出場権獲得は叶いませんでしたが、総合3位と、意地を見せました。
(岡山陸協 熱田心選手)
「調子はよかったんですけど、うまくまとめきれなかった。また次は自己ベストを更新して応援してくださる皆さまにいい記録を出して喜んでもらえたら」
熱田選手は、今月26日からポーランドで開催される陸上の大会に出場し、自己ベスト更新を目指すということです。