20日に投開票される参議院選挙で、新潟選挙区に立候補している立憲民主党の現職 ・打越さく良さんの合言葉は「みんなで咲かそう」。
選挙戦も中盤に差し掛かった9日、立憲民主党の打越さく良さんの姿は三条市にありました。

「この三条から新潟からまっとうな政治。お一人お一人の暮らしを支える政治を始めていこうと思いますがいかがでしょうか皆さん」

最高気温は32.3℃。

暑いのは気温だけではなく応援にも熱が入ります。
【立憲民主党 岡田克也 前幹事長】
「打越候補は弱い立ち場の人に寄り添ってこの6年間、必死になって働いてきた。こういう人を国の政治は必要としているんです」

「接戦でしょ。新潟は間違いなく。なんとかね。最後しっかり勝ってもらうこと」

そして、打越さんを支えるのは5人の衆議院議員たち。
立憲民主党は、2024年の衆院選で新潟県内全ての小選挙区で勝利。
その勢いを参院選にも生かしたい考えです。

【菊田真紀子 衆議院議員】
「私たち、とにかく衆議院議員がそれぞれの小選挙区をしっかりとまとめていくということと、やっぱり新潟は米どころですから、これだけのコメ不足とか米価の不安定さ、そして農業を続けられないという中で、まだこれからも自民党ですか?ということを力強く最後まで訴えていきたい」

この日のランチは、菊田さんおすすめのお店。
「すごい豪華。エビフライ、うどん、海鮮丼、茶わん蒸し…」

8期目のベテラン、菊田さんから見た、打越さんの性格は…
「性格は結構頑固」
「そうなんですか?こんなに柔軟なのに」
「私から見るとね。というか、自分の芯をもっている人だね。ここは、っていうとこは曲げずに信念を貫くところ、いいと思います」

「やった!」
「すごくボリュームたっぷりでおいしかったです」
― 体力に自信は?
「体力?ピーって感じ、消音 …って感じ」
「結構、体力はみんな心配されるんだけど、でも6年前も全然大丈夫というか、皆さんに助けていただいて“気合で行ける”、みたいな」

2期目を目指す打越さん。
今回の選挙戦での合言葉は、これまでの『誰一人取り残さない社会へ』をバージョンアップさせた『みんなで咲かそう』にしました。

「誰一人取り残さないとまだ言えていないところあったから、みんなで咲かそうというと、それぞれが助け合ってかつそれぞれの幸せを追求しよう」
「良くないですか?憲法25条だけじゃなくて憲法13条も入っているという感じで。すいません、私弁護士だからそういうこといっちゃうんだけど」

打越さんは、立憲民主党の政策決定を行う『次の内閣』で、ネクスト法務大臣を務めています。

弁護士時代には第1次夫婦別姓訴訟の弁護団を務め、国会では選択的夫婦別姓の実現を訴え活動しました。

― どんな思いで活動を?
「自分であり続けることを諦めるか、それとも法律婚を諦めるかという、そういう制度になっているわけですよね。自分のままでいたい、自分と切っても剥がせない自分の名前を捨てなきゃいけないと、ほとんどその決断を女性がさせられている」

― 選択的夫婦別姓を実現し、目指す社会とは…?
「女性だからといって、結婚するときに姓を捨てなきゃいけないということはないんだと。平等な社会にならないといけないと思っています」
「選択的夫婦別姓に限らず、いろんなことをそれぞれの幸せを尊重できるようなそうした社会の下支えをする政治をしたいなと」

自らを『縁の下の力持ち』と話す打越さん。
2期目の花を咲かすことはできるのでしょうか。