日本の美術を楽しむための「コツ」を紹介する企画展が、岡山市北区の林原美術館で開かれています。

刀剣の展示で刃がそれぞれ逆になっているのはなぜ?

実は、刃が下になっているのが太刀、上になっているのが刀なのです。

そんな、作品のさまざまな見方を分かりやすく紹介する企画展が、岡山市北区の林原美術館で開かれています。

普段見ることのない能面の裏側は?

蒔絵をよく見てみると、文字が描かれている作品もあるなど、知ることで美術品をより楽しむことができます。

さらに解説文は、フリガナをつけた「やさしい日本語」で表記。子どもでも楽しめるようになっています。

(林原美術館 学芸員 橋本龍さん)
「あまり美術館に来たことがないとか、初めて行ってみようかとか、そんな方にはとても楽しめる展覧会になっているかなと思います」

「美術鑑賞の事始め ー見方の味方ー」は林原美術館で9月7日まで開かれています。