熊本県高森町で特産のナス「ひごむらさき」の収穫が行われています。
「ひごむらさき」は長さが25センチ以上ある、太くて大きなナスで、アクが少なく生でも食べられるのが特徴です。

県内唯一の生産部会がある高森町では、13戸の農家が栽培していて、標高約600メートルの芹口勇喜さんのハウスでは朝早くから1本1本丁寧に収穫していました。
2025年は梅雨明けも早かったことから、収量も落ちず順調に生育しているということです。

JA阿蘇ひごむらさき部会 芹口勇喜部会長「アクが少なくて、食べやすくて、焼いたり加熱したりすると、トロっととろけるような食感なるのが、ひごむらさきの魅力かなと思います」
最近は東京の料理店などでも食材として好評だという「ひごむらさき」の出荷は11月まで続きます。