秋篠宮ご一家が全員そろって原爆に関する写真展を視察されました。

きょう午前9時ごろ、秋篠宮ご夫妻、佳子さま、悠仁さまは、東京・目黒区の東京都写真美術館で開催されている「被爆80年企画展ヒロシマ1945」を視察されました。

秋篠宮さま
「爆心地から2.2キロ、かなり爆風が強かったのですね」
「こちらの建物はかなり影響を受けてる状況になるんでしょうね」

会場には、当時、爆心地の近くで撮影された写真や映像などおよそ160点が展示されています。

ご一家は、被爆した8月6日に広島市内で撮影された写真などを見て、うなずきながら熱心に説明を聞かれていました。

令和以降、ご一家全員での公務は、宮中行事や葬儀を除いて初めてです。

ご一家は10年前にも戦争に関する展示を視察されていて、今年は節目の「戦後80年」にあたり、亡くなった人に心を寄せられました。

視察を終え、秋篠宮さまは「こういったことは二度とあってはならない」、佳子さまは「写真に写っている人たちの苦しみと撮影者の葛藤が伝わってきました」などと話されたということです。

▼展示の開催期間
2025年5月31日(土)~8月17日(日)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)