AI偽音声で…米国務長官なりすまし
各国がトランプ政権と交渉をつづける中、政権中枢を標的にした大胆な“なりすまし”があったことが明らかになりました。

複数のアメリカメディアが伝えたのは、何者かがルビオ国務長官を装い、外国の要人と連絡を取っていたというもの。
使われたのは、秘匿性の高いメッセージアプリ「シグナル」。
偽物は、シグナルのアカウントからAIでルビオ氏の声をまねた音声や、ルビオ氏の文体をまねたテキストメッセージを、少なくとも外国の外相3人と、下院議員や州知事の合わせて5人に送っていたといいます。

アメリカ国務省 ブルース報道官(8日)
「今はテクノロジー時代。我々は時代に巻き込まれているんです。情報を保護する責任を重く受け止めている」