リンゴの実のつき具合を調べる着果状況調査が、青森県内で9日から始まりました。藤崎町の園地では、“豪雪”の被害はあったものの、十分な実の量が確認されました。

リンゴ着果状況調査は、県と関係機関が毎年この時期に行っていて、9日は藤崎町の唐牛完悟さんの園地で、「ふじ」や「王林」など5つの品種の実の量を調べました。

唐牛さんは2025年、大雪で枝折れなどが多くありましたが、実の量・品質ともに順調に生育が進み、当初は遅れていた作業も追いついてきたということです。

リンゴ農家 唐牛完悟さん
「(雪害は)けっこういったなと思っていましたが、枝切りが終わり、葉がついてくると、それなりにリンゴがなっているので、今年は今年で大丈夫かなと思っています」

県りんご果樹課 佐藤新吾 課長
「作業が遅れているところは、仕上げ摘果に向けて忙しいとは思いますが、作業を進めていただいて、標準着果に努めていただければ」

調査は、10日まで県内72か所の園地で行われる予定です。