フランス南部のマルセイユで8日から発生している山火事で、これまでに住民ら110人がけがをしています。

8日、フランス南部マルセイユ近郊の高速道路で発生した車両火災が、強風の影響で山火事に発展しています。地元当局などによりますと、火はマルセイユ北部の住宅街にも到達し、これまでに7平方キロメートル以上が燃え、住民らおよそ110人が軽いけがをしているということです。

このほか、消火活動にあたっていた消防士や警察官など、31人もけがをしています。

火事の影響でマルセイユ・プロヴァンス空港が一時閉鎖されていましたが、現在は再開しています。