地方都市では初めてとなる「全国クルーズ活性化会議」の総会が10日、山口県下関市で開かれます。

下関市の前田晋太郎市長が2日の定例会見で発表しました。

「全国クルーズ活性化会議」は、全国の自治体など港湾管理者151の会員で構成されています。全国レベルでクルーズ船の誘致に関する情報の共有や意見交換を行い、港を通じた地域の振興や経済活性化につなげていこうと2012年に設立されました。会長は2024年10月から下関市の前田市長が務めています。

10日、海峡メッセで開かれる総会では、今年度の活動計画のほか国やクルーズ船の会社への要望書が決議される予定です。

前田晋太郎下関市長
「クルーズ振興というのは地方経済的にも、にぎわい的にも活性化する非常に大きな力があると理解して信じている。そのきっかけづくりを下関市がするというのは大変意義のあること」

総会にはクルーズ船の会社も出席することから、市は情報を共有して今後の誘致につなげたいとしています。