■MLB パドレス3ー6ダイヤモンドバックス(日本時間8日、ペトコ・パーク)

パドレスのダルビッシュ有(38)が本拠地のダイヤモンドバックス戦に今季初先発、3回2/3、63球を投げて、被安打3、奪三振5、四死球4、失点2(自責点2)、復帰マウンドで全ての変化球を確認、厳しい判定で3四球と苦しみ初登板初黒星となった。

試合後、ダルビッシュは「無事に終えて良かったと思っています」と安堵の表情を浮かべて「諦めたことも何度もあったんですけど、この数か月は。またこうやってマウンドに立って、たくさんの人の前で投げることが出来て良かった」と振り返った。

ベンチに戻る際には本拠地のファンから大歓声があがったが「自分としてはただケガしていなかっただけなのに、こうやってサポートしていただいて、本当にパドレスのファンに、温かいファンに感謝してます」と口にした。

復帰マウンドの手ごたえは「球に関しては良かった。キレもありましたし、スライダーも良かった」とコメントも「カーブがいつもよりストライクが取れなかったというのが苦しんだあれ(原因)なのかなと思いますけど、スライダー系は良かったですから、全体的に良かったと思います」と表情は明るかった。

今季初登板で見えたものは「メカニックスもそうですけど、体の筋肉的な部分もそうですし、いろいろやることはあるなと感じました」そして、今後は「焦らず、慎重に一歩一歩前に進んでいけたらいいなと思っているのでなるべく怪我なくいきたい」と前を見据えていた。